無常ということ

平家物語の冒頭部分で印象に残っている「無常」という言葉。

どこかもの悲しい感触がある。

「無情」とも混乱されがちかもしれない。

常ならない。刻々と移りゆくさま。

それは、けしてさみしいだけではなく、その二度とは訪れない、その時を愛おしむもの。

辛いことも過ぎゆくから我慢してやり過ごす、でも楽しいことは長くは続かないというむなしさでもなく。

 

無常を知ることで、わたしのなにかが変化していくかもしれない。