2019-10-31 無常ということ 平家物語の冒頭部分で印象に残っている「無常」という言葉。 どこかもの悲しい感触がある。 「無情」とも混乱されがちかもしれない。 常ならない。刻々と移りゆくさま。 それは、けしてさみしいだけではなく、その二度とは訪れない、その時を愛おしむもの。 辛いことも過ぎゆくから我慢してやり過ごす、でも楽しいことは長くは続かないというむなしさでもなく。 無常を知ることで、わたしのなにかが変化していくかもしれない。